3月11-18日 ヘラシギとシギ・チドリ類フォーラム
2018/02/12(Mon)
渡りの点と線をつなぐ地域フォーラム



北極圏でのヘラシギとシギ・チドリ類の繁殖状況について、ロシアの研究者エフゲニーさんとエレナさんから直接お話しが伺える貴重な機会です。

シギ・チドリ類の中でも、絶滅がもっとも危惧されている「ヘラシギ」はアジア大陸の東側を使い、アラスカの対岸、ロシアの北極圏東端のチュコト半島で繁殖し、毎年、東南アジア・インドまでの7,000kmの渡りをします。個体数は多くありませんでしたが、2000年以降急速に減少して、現在、世界の総個体数は300〜600羽と推計されます。減少の状況はほかのシギ・チドリ類も同様です。

ラムサール・ネットワーク日本はヘラシギとシギ・チドリ類の保全活動を行なってきましたが、2016年に日本各地で保全活動を行う個人およびNGOと共にシギ・チドリ類の保全のための「シギ・チドリ類ステッピング・ストーンズ」というネットワークを立ち上げ、連携を強化して情報交換等を推進しています。
今回、ロシアのエフゲニー・シロエチコフスキーさんとエレナ・ラッポさんを、渡り鳥が飛来する九州沿岸の干潟や河口を訪れる際、地域で保全活動をしている人たちと情報交換をするフォーラムを開催する運びとなりました。開催都市は、福岡市、八代市、佐賀市、中津市の4カ所です。

ロシアからは、ヘラシギの繁殖地での様子や現在の状況、その他のシギ・チドリ類の繁殖地での様子について伺いたいと思います。日本からは、渡りの途中の鳥の状況について、市民調査によるデータを両博士に示し、渡り経路全体を通した保全につなげる機会となれば幸いです。またとない機会ですので、お近くの会場に是非お越しください。

主催:ラムサール・ネットワーク日本
共催:シギ・チドリ類ステッピング・ストーンズ

【エフゲニー・シロエチコフスキー博士】
生物学博士、ロシア天然資源省全ロシア研究所の北極圏生物多様性保全センター長、東アジア・オーストラリア地域フライウェイパートナーシップ、ヘラシギ特別部会議長。1990年モスクワ国立総合大学地理学部卒業後、ロシア科学アカデミー地球物理学研究所勤務20年。研究対象は鳥類、ロシア北極圏の生物地理、自然保護に取組む。25期の極北僻地踏査を主催、北極圏で繁殖するシギ・チドリ類の越冬地東南アジア踏査参加5回。刊行された科学論文170以上。

【エレナ・ラッポ博士】
地理学博士、ロシア科学アカデミー地理学研究所上席研究員。1991年モスクワ国立総合大学地理学部卒業後、地理学研究所に所属。研究テーマは北極圏の鳥類分布、マッピングに取り組む。ロシア北極圏(タイミル、ヤクーツク、チュコト、カムチャッカ)17 回、熱帯の越冬地(オーストラリア、南米、アフリ カ、東南アジア)5回の踏査に参加。刊行された科学論文は80にのぼる。

各地のフォーラム 開催案内




●福岡県福岡市
日時:3月11日(日)14:00〜16:00

場所:まもるーむ福岡(定員50名)
福岡市中央区地行浜2丁目1-34
福岡市保健環境研究所1F
http:www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/m-room/
【事前の参加申込みが必要です】
k_river_field@yahoo.co.jp
ふくおか湿地保全研究会・河野まで

●大分県中津市
日時:3月13日(火)

13:00〜15:00 交流会
15:00〜16:00 シギチドリ観察
場所:ひがたらぼ (定員10名)
中津市東浜1153-13
Tel:0979-77-4396
【事前申込み不要】

●熊本県八代市
日時:3月17日(土)13:00〜15:00

場所:やつしろハーモニーホール 中会議室(定員50名)
熊本県八代市新町5-20
Tel : 0965-53-0033

●佐賀県佐賀市
日時:3月18日(日)
 
東よか干潟(大授搦)観察会
▼09:00〜11:00探鳥会(干潟にて)
集合場所:佐賀市東与賀町、東よか干潟展望台
▼11:00〜12:00講演会
場所:東与賀ガイダンスルーム
【事前申込み不要】


お問合せ
"Shorebirds Stepping Stones" (ステッピング・ストーンズ) シギ・チドリ類保全ネットワーク
メール : inq.steps@gmail.com
電話・FAX:03-3834-6566(ラムサール・ネットワーク日本事務局)
〒110-0016 東京都台東区台東1-12-11青木ビル3F ラムサール・ネットワーク日本
この記事の全文表示 | 行事案内 | TB(0) | ▲ top
| メイン |